MIKAZUKI-十条-

2018.November

鉄(コールテン鋼).錆付け仕上げ

 

活気のある商店街の路地を少し入ると、昔ながらの商店街とは一風違った雰囲気の美味しいプリン屋さんがあります。

美味しいプリンに誘われて、プリン好きな妖精さんがお店の看板を持って宣伝するようになりました。

御店主が娘さんのために試行錯誤を重ねて作り出した、優しいプリンの味わい。

もっと沢山の人に味わって欲しいという思いから、看板の制作が始まりました。

 

お店のマスコットとなるような存在に...そんな一言と、プリンの味わい、お店の雰囲気、御店主のお店への想いなどを元に、デザインを考えさせていただきました。

何度も制作現場に足を運んでくださり、施主さんと共に思い入れの沢山詰まった看板が出来上がりました。

植物が映えるお店用に、足元には植物を植えられるようにし、季節によって違う植物が楽しめるように設計してあります。

下にはキャスターもつけてあり、移動もしやすくなっていますが、

基本的に屋外設置の為、雨や紫外線の影響による経年変化もお楽しみいただけます。

 


石原商事-加須-

2021.February

鉄(コールテン綱).錆付け仕上げ

ステンレス.黒染め仕上げ

 

山羊のいる事業所の事務所への看板。

つなぎ目の部分は凸凹を組み合わせ、リベット留めを活かしたデザインとし、

火に入れて加工しないと出せない、柔らかい質感を表現することにこだわりました。

山羊のいる丘には、この年に産まれたたものの、他界してしまった小山羊のみかんちゃん、

母山羊のサクラさんをモデルに制作。

屋外に設置のため、コールテン綱を使用。文字部分はステンレスを使用。

経年変化により変化していく錆の色と、ステンレスの色の対比もお楽しみいただけます。

夜には山羊のライトアップも楽しめ、浮き出た影に作った私たちも癒されます。


Atelier SORA-大間々-

2021.October

鉄.錆.真鍮.蜜蝋仕上げ

 

ご店主の亡き飼い猫をモチーフに制作。

猫の部分は錆をのせ、葉の部分には真鍮を散りばめてあるため、光の角度によって見え方が変わります。

文字部分は真鍮の作家が手掛けました。

手作りの荒らし槌で槌目をつけた真鍮板を一文字一文字手で切り抜き、温かみのある雰囲気となっています。

外壁取り付けのため、雨や紫外線の影響による経年変化が楽しめる看板となっています。